今回のタネ本はこの「高級惣菜料理入門−第2集-」。この本は雑誌「サライ」の同名の連載コーナーをまとめたもので、雑誌に連載されたときから気になってた。 　そしてオーブンを買ったとき、まず焼こうと思ったのがこれから紹介するフルーツケーキ。 　 試行錯誤を重ね、そろそろやっと落ち着いて作れるようになってきた・・・と思ったときが危ないというのはホントでした。今年は3セット焼いたのですが、第1セットでベーキングパウダーを入れ忘れて全然膨らまなかった(T^T)。油断大敵。

1.材料を準備する

	1　チャツネを作る。 　今回のチャツネはリンゴ、バナナがメイン。それにママレードとクランベリー、アプリコットのジャムを入れ、バターと砂糖で煮込む。		2　5時間くらい煮込んでいくとこんな感じ。 これを密閉容器に入れ、ブランデーを注いで保存する。 1ヶ月くらい寝かせる。
	3　そのほかに、ドレンチェリー、干しぶどう、フルーツミックス、乾燥クランベリーをラム酒に漬けておく。 1ヶ月以上寝かせておく。

2.ケーキを焼く

	1　バターと砂糖、ショートニングをホイップする。 　ホイップ後、卵(全卵)を混ぜる。		2　キャラメルを入れる。キャラメルは砂糖を焦がしたもので、風味と苦みを付けるもの。 　この後、小麦粉(強力粉：薄力粉が8：5で強力粉が多い)とベーキングパウダーを入れ、よく混ぜる。
	3　ラム酒に漬けておいたフルーツと、クルミ、スパイスを入れる。この後チャツネを入れ、よく混ぜる。		4　型に流し込み、オーブンで焼く。
	5　200度で10分、160度で2時間30分ほど焼く。 本でも読んで、じっくり待とう。 時々見て、焦げないように天板を入れたり、下火を消したり。		焼き上がり。 ブランデーをたっぷり塗る。 この後、3等分にして、上下左右前後、6面全部にしっかり塗る。 塗った後ラップでくるんで常温で1ヶ月以上寝かせる。よく寝かせた方がよりおいしい

3.熟成後

真の完成品(熟成後1年) 　１ヶ月以上寝かせた方がいいと上に書いていますが、一番の食べ頃は3ヶ月くらいかと思います。 　でも洋酒をたっぷり材料も洋酒漬け、焼き上がりもブランデーをたっぷり塗ってますので半年以上たってもたべられる。 　というか、 いま一年ものをたべたらすごくいい味になってる。ま、北海道だからかな。