ただ純粋に「いい子」でいる、という人間が多いように思う。失礼な話かもしれないが、あまり自分でモノを考えているとは思えないような、ただ耳に聞こえがいいことを繰り返すような。いわゆる「小学校の学級会民主主義」のような。
　なんでこんなに単純なんだ？と常々疑問に思うことが多かった。「本音と建前」の 使い分けもなく、その必要性も、いわばずるさを知らない(知りたくない？)。 僕も昔はそうだったよなぁ。いつからこうなったのかな。
　でもなんで「学級会民主主義」はだめなんだ？
　この本はその一端を見せてくれたように思う。けっこうおすすめです。